最近の数週間で、私は鍛造カーボン製のいくつかのパネライ時計を紹介しました。それらはPAM 979とPAM 1616で、どちらも鍛造カーボン素材とケースのユニークなプリントにより多くの注目を集めています。パネライは多くのルミノール サブマーシブルモデルを発表しており、最も人気があるのは青銅で作られたPAM 382でしょう。しかし、2019年にパネライが発表した新しいモデルの中で、最も多いのは鍛造カーボン製のものです。パネライの熱狂期は過ぎ去ったようで、今では人々の関心はウブロや「リシャール・ミル」、IWCといった他のブランドに向けられています。
我々の市場では、レプリカPAM 616はKW工場によって2年前に発表されましたが、今日レビューするこの時計は数日前にVS工場がリリースしたV2エディションです。VS工場は以前のバージョンにいくつかの改良を加えました。この最新のPAM 616の最大の更新点はそのムーブメントであり、バランスホイールが正しい7時の位置に配置されています。これは、VS工場が製作したホットなPAM 441やPAM 438と同様に、スーパークローンP.9000ムーブメントを搭載しています。
PAM 1616と同様にレビューしたPAM 616も鍛造カーボンで作られており、ケースとベゼルは非常に大きく見えるものの、ステンレススチールやセラミックのPAMのような重さはありません。実際、ロレックスの「サブマリーナー」やステンレススチール製のモデルと比べて、私はダイバーズウォッチとして鍛造カーボンのパネライを選ぶ方が好きです。特に深海での着用時には、より快適な着け心地を提供してくれるからです。
PAM 1616とは異なり、PAM 616は白いドットマーカーを持つ黒いダイヤルを備えており、9時のサブダイヤルには小さな秒針が滑らかに動いています。カチカチ音やジャンプする問題はありません。記事の最後の写真を見てください。ダイヤルのルミナスライトは非常に強力です。ベゼルのパール、時間マーカー、針は暗い環境で同じ緑色のルミナスライトを放ちます。
この時計はクラシックなパネライOPロゴサイン入りの黒いラバーバンドを使用しています。私の記憶では、パネライはルミノール サブマーシブルモデルに3種類のバンドを使用してきました。PAM 382にはブラウンのレザーストラップ、グリーンのナイロン、そしてこの黒いラバーストラップです。幅広で厚手のブラウンレザーストラップはPAM 382 ブロンゾ用に特別に設計されており、一方で黒いラバーストラップもPAM 616にとても適した選択です。このタイプのラバーバンドはマレーシアから輸入された天然ゴム素材を使用しており、柔らかく強い伸縮性があります。
PAM 382はパネライの中でも非常に人気のあるモデルの一つであり、PAM 616も多くの時計ファンに追い求められていると思います。そうでなければ、VS工場が継続的に改良を加え、そのV2エディションを発表することはないでしょう。
